駆動部:クラッチ・ブレーキ交換

 

メカニカルシャーリングではF/W(フライホイール)の回転をクラッチとブレーキを用いてピニオンジクに伝えることでダイハグルマを回転させています。

クラッチやブレーキが摩耗するとこの回転力を伝えきれず切断能力をロスすることになり切断不良を起こします。

 

弊社では受入動作確認検査でクラッチやブレーキの損耗度を簡易検査し交換判定を行います。さらに機体完成時に最大厚・幅のテストカットを実施しダブルチェックでクラッチ。ブレーキの損耗状態を確認、交換の判定を実施しています。

オーバーホール機では無条件で新品部品に交換しています。

 

右は受入動作確認検査時のクラッチ部の参考画像

 


 

 

 

 

 

 

左は受入動作確認検査時のブレーキの参考画像


 

 

 

切断能力はあっても異音や隙間状況などが怪しいクラッチやブレーキは整備解体時に摩耗状況を確認。

 

洗浄清掃後に全体摩耗や偏摩耗を各部品でチェックして再度交換判定を実施。

 

 


 

 

 

 

 

偏摩耗は損耗度が分かり易いですが、全体摩耗は均一に摩耗し一見綺麗に見えるので新品との厚みの違いなどを確認し判断が必要です。

 

 


 

 

 

 

 

 

 

オーバーホール機では新品部品に交換します。

 


㈱大阪プレスサービスでは、アマダ製板金機械の中古機械 買取、販売、修理、整備、仕様変更、オプション取付など様々な作業を行っています。

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