現地工事対応から帰阪し、ユーザー様への訪問日程を調整いただき、実機確認を実施。
1977年製 電動B/G機を綺麗にご使用されています。
下刃とテーブルのパスラインは明らかに差異があり、調整が必要
パスラインの差異があると板押さえでホールドされた材料と切断位置高さに差異が出るため、製品に影響が出る場合があります。
ギブスライド隙間を確認。
年式の割にと言っては失礼ですが、良好な範囲。
ギブスライドが摩耗すると隙間が発生します。
隙間が発生することで、上刃が取り付けらているラムが逃げてしまい切断時に上刃と下刃にクリアランスが不安定になり、逃げが酷い場合はバリや製品の折れ・変形が発生する原因となります。
本機ではこの部位の調整は必要ない範囲と判断。
各板押さえの踏力を確認。
材料のホールドが悪いと切断時に材料が動き切断不良の原因となります。2025年、2026年と板押さえ油漏れでの修理ご要望が増加傾向。
各板押さえとも圧力、油にじみ、油漏れなく良好
クリアランス確認
左端0.03未満 右端0.25と異常なほど調整不良の状態
ヒアリング時に送信いただいた画像で確認できた縦傷の付き方に場所による相違があったのも納得できます。
ここはブレード反転もしくは新刃交換の際に調整が必要。
クリアランス調整機構部の数値と実測クリアランスが合致しないため、基本位置不良もしくは調整機構部の不具合が発生している可能性がある事を報告。
上下刃(ブレード)の残面判定は、構造部から出た面しか確認できず判定が難しいところですが、この機体では上下ともに1面以上は残面がある事を確認。
ブレード反転で修理提案が可能です。
実機確認のため駆動部カバーも取り外しているので、各部確認。
プーリーとVベルトが摩耗しているため、プーリーにVベルトが食い込んだ状態を確認。
新品当初は、ベルトがプーリー外周より高くなります。
2mm近く摩耗していることが推測できます。
交換時期に来ていることはお伝え。
Vベルトのテンションも甘くなり、要調整箇所です。
ブレード反転作業時に同時調整でご提案。
ブレーキカバーは外していないので確認できませんが、クラッチ側は目視確認が出来るので、隙間確認。
隙間が均等ではなく、適正隙間も超過しているため、交換時期である事を報告。
今回は修理対象個所ではないので、上死点の滑りや異臭がしだしたら交換していただく必要がある事を報告。
以上の実機確認から、上下ブレードの反転およびテーブルパスラインの調整、Vベルトのテンション調整で修理ご提案。
修理依頼を頂戴しました。
おかしいなと感じたら早めの修理を。
最近では様々な部品の入手に時間が掛かり、機械が停止して修理まで半年~1年以上かかるケースも増加中です。
年々部品価格も上昇傾向にあり早めの修理をお勧めします。
弊社では生産終了機や整備終了機も含めて、出来る限り修理対応に努めています。
アマダ社既納入機に関しては、直接対応はできませんが、弊社が平素お世話になる修理部門へのナビゲートは可能ですので、ご相談ください。
㈱大阪プレスサービスでは、アマダ製板金機械の整備機販売、修理、オーバーホール、機械買取などを行っています。
まずはご相談ください。
