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シャーリング:ATF-1335 ドライブ インナーハブ解体不能 その2

 

 

駆動軸を洗浄清掃、スコッチブライトやバフ、リューター、砥石などを用いて錆取り・整地し組付け準備を実施します。

 

新品C&B-ASSYより、まずはアウターリングを取り付けます。

 

新品部品にも合いマークがあるので、合いマークに注意しながら組付けていきます。

 

今回はクレーンが無く人力のため、C&B-ASSY組みではなく、新品のC&B-ASSYを一旦バラシて、部品を1点ずつ適正に組み込んでいきます。

 


 

 

 

 

 

 

シュパンリングは向きに注意して組付けます。

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

組み付けは、解体の逆手順で適正に組付けます。

 

組付け専用のジグを用いて、工数削減で組付けていきます。

 

トルクスレンチなども使用して適正に締め込みます。

 

正しく組み込まないと稼働時に不具合が発生する場合もあります。

 


 

 

 

ここまで組めたら、エアーを仮繋ぎして仮稼働させます。

 

エアー経路を正しく組めていないと稼働状況が悪くなるため、稼働前に一時確認します。

 

今回はエアー漏れ発生。

解体してみるとOリングが破断していました。

 

ATFのドライブ組み込み時は注意して組み込まないとOリングを破断させてしまいます。

 

 


 

 

 

再度、Oリングが確認できるところまで、C&B-ASSYを解体してOリングの破断を確認。

 

ギヤ奥の段に返りが出来ていました。

バフ等で返りを修正し再組付け。

エア漏れなく良好に稼働を確認。

 

原因は、製品加工時もしくは一度組付けられた際にギヤ刃が合わない位置で押し込んだために返りが出来たものと推測されます。

 

 


 

 

 

仮組みでの稼働は確認できたので、電源を入れて運転状態での稼働を確認します。

 

稼働状況や異音の有無、クラッチ・ブレーキ隙間が適正かなど点検項目を順に確認。

 

単体動作は良好で、適正に組付けることが出来たようです。

 


 

単体動作が良好なので連続30分運転確認に移ります。

 

ATFは1発ずつ、ずっとボタンを繰り返し押し続ける必要があるので面倒ですが、点検項目の1つなので実施します。

 

連転中は非接触の温度計を用いて各部測定し、異常な熱持ちなどなく適正に組付けられているか確認します。

 

連続運転中もクラッチ・ブレーキ隙間を確認します。

 

30分経過。最終の熱持ち確認も良好。

最後にクラッチ。ブレーキ隙間が適正か確認します。

いずれかの検査項目に不具合が見られると再度解体組付けが必要になります。


 

 

 

 

 

 

 

 

上死点や連転時の停止位置なども確認し、必要に応じて調整します。

 

 

 

 

 


 

 

 

テストカットを実施いただき、翌朝再度立会検査を実施いただき、変化なく良好との事で作業完了です。

 

解体・組付けも良好に進めることが出来て、予定工程内に完了。

ユーザー様も予定より少し早く再稼働に移られました。

 

 

ご依頼ありがとうございました。

 

 

 


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