加工寸法幅を持たせた砲金ブッシュを納品いただきました。
砲金ブッシュは、パンチングのドライブ部やシャーリングのドライブ部・バックゲージなどにも使用されており、弊社工場内でのオーバーホール作業の時にもお世話になる合金会社様に作成いただきました。
あとは現物測定値と嵌めあい公差をもとに社内で寸法微調整します。
旋盤を使用して形状・寸法を微調整します。
今回は冷やしバメするため、嵌めあい公差を考慮し、右アーム内径より嵌めあい公差分プラス目で作成していきます。
シャーリングの駆動軸に配置されている偏芯板などは焼き嵌めするので嵌めあい公差をマイナス目に作成します。
機械を作成・修理するうえでは楽しい箇所ではありますが、機種ごとの稼働時のくせや長年の実績統計値や公差を決めて作成していくので勘所が必要な作業です。
新造したトップロール先端の砲弾状部品内径に、完成した砲金ブッシュを冷やしバメします。
一晩寝かせて翌日、嵌まり込みを確認します。
給油部の逃がし位置も考慮し2分割で前後より冷やしバメしています。
冷やしバメ後は内径が狙い通りの寸法に仕上がっているかを確認。
仕上がっていない場合は再度この状態で内径寸法調整を実施します。今回はトップロール軸芯が、ラッパ上に摩耗しているため現合調整し組付ける想定なので、内径は一番細い箇所に合わせて作成。
肉盛り溶接とボーリング加工が完了した右アームにもテーパーブッシュを冷やしバメに一晩寝かせて内径測定を実施。
はまり具合・寸法も良好。
右アームに昇降用の油圧シリンダーを組み込み
油圧昇降シリンダーを受けるブラケットも各部加工面修正し洗浄清掃を実施して部位ごとに準備。
右アーム位置決めピンもバフ・砥石掛けし挿入確認。
以上で弊社社内での修正工程は完了。
ユーザー様に取り付け工事の日程調整をいただき現地修理日決定。
おかしいなと感じたら早めの修理を。
最近では様々な部品の入手に時間が掛かり、機械が停止して修理まで半年~1年以上かかるケースも増加中です。
年々部品価格も上昇傾向にあり早めの修理をお勧めします。
弊社ではこのように生産終了機や整備終了機でも出来る限り修理対応に努めています。
アマダ社既納入機に関しては、直接対応はできませんが、弊社が平素お世話になる修理部門へのナビゲートは可能ですので、ご相談ください。
㈱大阪プレスサービスでは、アマダ製板金機械の整備機販売、修理、オーバーホール、機械買取などを行っています。
まずはご相談ください。
