配線を完了し仮稼働状態になったらラム上下動摺動面のスライドを調整
事前にラムにはキサゲ加工を施したので、本体フレーム間にスライドを配置し摺動させながら当たりを確認します。
前部スライド、左右スライドを順に調整。
特に前部は上刃が適正に上下摺動するか重要な個所になります。
スライドのベークに関しては、Mシャー初期生産当時のものは生産終了部品であるため後継品もしくは弊社特ベークでの交換対応。
上部補強フレームを配置。
追加手配のB/G部品が届いたので、バックゲージを組付け。
切断調整時に最終調整するので仮組みとなります。
板押さえシリンダーは毎回、解体の上消耗品交換を実施。
タイプや形状を確認しながら適正に消耗品を交換。
ピストンの軸芯摺動部に擦過摩耗した機体が増加しており、消耗品交換だけでは油漏れが収まらない機体も増加しています。
この機体でも加圧時にシリンダー1個から油にじみ発生。
板押さえASSYで1個交換。
パッドがなくなったまま使用継続される機体も多く、このような場合はピストン先端のパッドを咥え込む“ヒヅメ”と呼ばれる部位が磨滅している機体も増加しています。
ヒヅメが摩耗している場合もシリンダーASSY交換となります。
コンベア付きの機体のため、コンベア操作盤を取り付け。
赤黒戦塗装のため、メイバン類を一式交換取り付け。
仮調整箇所が多いので、備忘録メモがたくさん貼り付けられます。
板押さえを取り付けて、エアー抜き後に圧力調整を実施。
だいぶ形になりました。
各部調整が完了したら、上下刃を取り付けてMAX板厚を切断し、上下刃を所定の位置に位置合わせ。
下刃とテーブル上面のパスライン調整を実施。
テーブルに研磨したスライドプレートを配置し高さ調整を実施。
切断テストを実施。
同時にB/G寸法調整や前進端、後進端LSなどを調整。
サイドゲージ付の場合は、サイドゲージ直角調整などを実施。
各オプションに応じた稼働確認・調整を実施。
ライトビームやカバーなどを取り付けてまとめに取り掛かります。
ご依頼の仕様に合致した稼働や調整確認後に、立ち合いテスト加工。
ユーザー様に各部ご確認いただき機械完成・お引渡しとなります。
ご依頼ありがとうございました。
4m未満のMシャーは生産が終了しており、新品を入手は出来ませんがオーバーホールすれば新品同様に各部精度を復帰することが可能です。
各部不具合でお困りの場合は、オーバーホールも継続していますので、ご相談ください。
ベンダー、パンチング他もオーバーホール継続しています。
おかしいなと感じたら早めの修理を。
最近では様々な部品の入手に時間が掛かり、機械が停止して修理まで半年~1年以上かかるケースも増加中です。
年々部品価格も上昇傾向にあり早めの修理をお勧めします。
弊社ではこのように生産終了機や整備終了機でも出来る限り修理対応に努めています。
アマダ社既納入機に関しては、直接対応はできませんが、弊社が平素お世話になる修理部門へのナビゲートは可能ですので、ご相談ください。
㈱大阪プレスサービスでは、アマダ製板金機械の整備機販売、修理、オーバーホール、機械買取などを行っています。
まずはご相談ください。
