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シャーリング:M-2545 オーバーホール その2

 

 

機体の全解体を完了し、フレームの洗浄清掃を実施する間に、部位解体を開始。

 

駆動シャフトから偏芯板を抜き取り、シャフトの軸径測定。

 

軸径に異常がある場合は、シャフト作成もしくは溶射修正が必要となります。

 

幸い駆動シャフトの軸径測定結果は良好で、このまま使用可能と判断。

再生処理を開始します。

 

 

 


 

 

 

 

 

左右コンロッドからブッシュを抜き取り

 

 

コンベアとの同調不良はこのブッシュが経年摩耗したため、上死点位置が定まらないことが原因です。

 

この部位を修理するにはこのような大がかかりな解体作業が必要です。

 

 


 

 

 

 

 

バックゲージ一式、ラム(上刃を取り付ける構造体)、軸受け、モーター

フレーム補強材、テーブルなどすべての部品を取り外すため、オーバーホール作業にはかなりのスペースが必要になります。

 

これらもすべて1点ずつ洗浄清掃しながら損耗を確認し修正もしくは、交換判定を行っていきます。


 

 

バックゲージのストレッチ(定規)やテーブルなどは、基本精度に戻るよう機械修正加工します。

 

コンロッドや軸受けはバフ修正などを実施し、砲金ブッシュを打ち換えることで精度復帰させます。

 

駆動軸は損耗度をマイクロメーターなどを用いて測定し、損耗が激しい場合は、溶射修正や新造で対応。

 

どの程度の損耗で交換かは、これまで数百台以上のオーバーホール実績の統計値で判断していきます。


 

 

 

 

本体フレームのリフレッシュが完了したので、ボルト穴すべてをタップでさらえて、加工面はバフや砥石で整地し組付け準備。

新品部品を用いて組付け基準精度に組付けていく上で非常に重要な事前工程になります。

 

組付け準備が完了すると給油配管から交換していきます。

 

 

 


おかしいなと感じたら早めの修理を。

最近では様々な部品の入手に時間が掛かり、機械が停止して修理まで半年~1年以上かかるケースも増加中です。

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