愛知県のユーザー様からリングフォーマーB-100HHで油漏れが発生して修理業者を探しているが、近隣では見つからないとの事で、修理のご相談を頂戴しました。
現状の不具合をヒアリングした結果、修理ご要望個所は下記部位
〇 油圧クランプ部パッキン油漏れ
〇 減速機油漏れ
〇 上部スライドパッキン交換
減速機(ギヤBOX)部の修理実績が無いことをお伝えし、その他の部位は通常修理している個所であり弊社HP『修理ブログ』でもご確認いただける旨、返答。
可能な個所だけでもとの事でお見積依頼を頂戴しました。
アマダ社部品価格をか確認し修理概算御見積書を提出。
〇 油圧クランプ部および上部スライド消耗品交換
〇 減速機(ギヤBOX)部は搬入後実施可否検討
の内容で修理のご依頼を頂戴しました。
交換部品が揃い、機械を弊社工場へ搬入いただき修理を開始します。
受入確認、現状確認、初期動作確認を実施。
クランプシリンダーからは動画のようにすごい油漏れが発生していることが確認できました。
まずは左右サポートASSYを解体し、上部スライド(左右サポートシリンダー)部を取り外し消耗品交換。
解体時に、左右サポートASSYとシリンダー連結部に損傷修復があることがわかり報告。
同社では誰もこの部位には触れていないので、中古機導入のためおそらく以前のユーザー様使用時に修復されたものとの事。
修正案をご提案し組付けに改修させていただく事になりました。
左右サポートASSYを取り外すと、左右サポートシリンダーが取り外せます。この部位はクレーン等機材条件が揃っていれば、ユーザー様工場でも消耗品交換可能箇所です。
左右サポートシリンダー先端の連結部ボルト穴も傷んでいました。
この部位も組付け時に修復案を提示し実施させていただく事に。
連結ボルトは正規品では抜け止めロック付きですが、おそらく長年の使用で緩みが生じて締め込み時にロック機構に気づかずボルトや周辺部位を損傷させてしまったと推測されます。
ボルトは雌ネジを痛めてしまったこともあり、市販ボルトの短いものに交換されており、雄ネジも届かなかったのか左右サポートASSY側のボルト穴部もサンダー等で座繰られていました。
かなりのやっつけ仕事感がします。
周辺部位含めて修正案を提示し、組付け時に実施させていただく事に
シリンダー単体を解体し、ピストンには縦傷もなく再利用に耐えうると判断し消耗品を交換。
シリンダー外部も洗浄清掃の上、バフ掛けし、加工面を整地して組付け準備完了。
単体動作確認は良好。
おかしいなと感じたら早めの修理を。
最近では様々な部品の入手に時間が掛かり、機械が停止して修理まで半年~1年以上かかるケースも増加中です。
年々部品価格も上昇傾向にあり早めの修理をお勧めします。
弊社ではこのように生産終了機や整備終了機でも出来る限り修理対応に努めています。
アマダ社既納入機に関しては、直接対応はできませんが、弊社が平素お世話になる修理部門へのナビゲートは可能ですので、ご相談ください。
㈱大阪プレスサービスでは、アマダ製板金機械の整備機販売、修理、オーバーホール、機械買取などを行っています。
まずはご相談ください。
