プレスメンテナンス会社様より中古機導入のニコテック製HSS-1325
(アマダ製S-2513同型機)でメインシリンダーから油漏れしており、
修理のご要望を頂戴しました。
ヒアリングの際に材料やテーブルが濡れているのではなく、ラムの上が濡れているとのお話のため、メインシリンダーではなくリターンシリンダーではないかと考慮し、油漏れ個所の画像送信をお願いしたところ、やはりリターンシリンダーからの油漏れの様子。
今年は80年代、90年代製油圧機械のシリンダー油漏れ案件のご相談が非常に多い気がします。
RG、SP、SPHなどのご相談案件が増加傾向。
ヒアリング後に動画も送信いただきました。
リターンシリンダーのダストシール部から勢いよく油が噴き出ているのが分かります。
シールキット交換も可能ですが、シールキットは在庫が1個しかなく、
シリンダーASSYなら在庫が2個あるため、シリンダーASSYでの左右交換をご提案し、シリンダー交換のご依頼を頂戴しました。
アマダ社より部品購入し準備が整い修理開始。
リターンシリンダーリンク部はよく傷ついているのでバフ修正したいところですが、工場内エアー設備が無いとの事で、鑢や丸砥石で軸径を整地。
上下のピンともに案外スムーズに抜けました。
抜けにくいことも多々あるので、この機体はまだそれほど損傷していない模様。
動画でみても油の吹き出しが酷かったのでラム上部は油だまりの状態
綺麗に清掃し他の部位に流れ出ないよう掃除します。
下部の軸径も鑢や丸砥石で整地。
下部の軸心も摩耗は軽微な部類。
リンクピンを通して適正にリターンシリンダーを配置し配管類を戻します。
この機体はエアー配管タイプでした。
機体によっては配管ではなくサイレンサーのタイプも。
サイレンサータイプでシリンダー内部リークが始まるとサイレンサーからも油が噴き出るケースも過去にはあります。
画像が小さいのでわかりにくいですが、ダストシールに折損部が確認できこの部位から勢いよく噴き出ていたと思われます。
シールキット交換でも対応は可能ですが、解体し引き取り弊社工場でシール交換し再訪組付けする必要があり、また解体時にシリンダーピストンに縦傷が見つかるとシリンダーASSY交換もしくはメッキ修正とお預かりする期間が長くなるケースもあります。
まずは右リターンシリンダーの交換を完了。
左の修理に移ります。
おかしいなと感じたら早めの修理を。
最近では様々な部品の入手に時間が掛かり、機械が停止して修理まで半年~1年以上かかるケースも増加中です。
年々部品価格も上昇傾向にあり早めの修理をお勧めします。
弊社ではこのように生産終了機や整備終了機でも出来る限り修理対応に努めています。
アマダ社既納入機に関しては、直接対応はできませんが、弊社が平素お世話になる修理部門へのナビゲートは可能ですので、ご相談ください。
㈱大阪プレスサービスでは、アマダ製板金機械の整備機販売、修理、オーバーホール、機械買取などを行っています。
まずはご相談ください。
