ベンディングロール:平行調整 その2

 

 

 

 

左右平行度が狂った原因を確認するため、昇降ネジを確認。

 

この機体もゴミ除けが破損してネジが剥き身になっています。

 

ゴミ除けは生産終了後も弊社の協力工場で同等品を作成対応していましたが、10年ほど前に職人さんがいなくなり現在では入手不可の部品となっています。

 

本来はネジを守るために無くてはならい部品ですが。。。


 

 

 

 

 

 

 

台形ネジの形状を保っており、それほどのガタは発生しない状況。

 

 

 

 


 

サイドロールのチェーンは伸びてしまっており、昇降ネジのベベルギヤに干渉しそうなほど。

 

本来あるはずのチェーンカバーも欠品しているため、これ以上垂れるとチェーンとベベルギヤが干渉摩耗します。

 

年式的にだいたいこれくらいは伸びているものですが。

 

ベベルギヤも刃欠けもなく、経年摩耗程度でそこそこ良好を確認。

 

サイドロールのコマにミリ単位の摩耗を確認。

ユーザー様に修理するには特コマを作成し、弊社工場へ持ち帰っての修理が必要となることを報告。

 


 

 

現状、現場での出来る範囲での平行度修正を実施することに。

 

左右平行度を0-0に調整してみて曲げテストしていただきました。

 

ほとんどの機体で0-0調整すると各部の経年摩耗度合いの違いから綺麗には曲がりませんが、この機体でも左のような曲げ状態。

 

ここから昇降ネジ、ベベルギヤ、メインロール、トップロール、サイドロール、サイドロールコマの摩耗などを加味して左右平行度を曲げテスト結果主体で修正していくしかありません。

 

 

 


 

 

 

 

 

右は調整途中の曲げ具合画像

 

 

調整を繰り返して、この機体の癖を掴みながら微調整していきます。

 

 

 


 

 

 

 

 

 

お客様のOKを頂戴した最終の曲げテスト材。

 

端面がやっと揃いました。

 

 

 

 


 

 

 

良好に曲がるとの事で、調整完了。

 

今回の確認で見つかった各部経年劣化個所を連絡して作業を完了。

 

ご依頼ありがとうございました。

 

入手不可能な機種なので大事にご使用いただければと思います。

 

 

 

 


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