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ベンダー:RG-100 精度復帰(実機確認下見時)

2022年にシャーリングM-3045のバックゲージのシャフトが何度も折損するとお問い合わせを頂戴し、修理方法をご説明しその後良好に復旧できたとのご縁から、2025年、この茨城県のユーザー様からベンダーRG-100の精度復帰のご相談を頂戴しました。

 

2台ともに大阪の中古機械商社よりご購入され、両機の不具合についてご相談されたようですが明確な回答が無く、近隣で修理を頼める業者様が無いとの事で弊社にご相談頂戴しました。

 

このベンダーRG-100に関しては購入時より左側の曲げが弱く、月に数枚から数十枚ほどの使用頻度にも関わらず、使用するたびにどんどん左が甘くなっていったと状況説明いただきました。

 

アマダ社本社に訪問の際に、茨城県まで足を延ばし実機確認させていただきました。


 

外観は丁寧にアマダ赤黒塗装されていて綺麗な機体です。

 

まずは前後のカバーを外して、稼働と油漏れを確認。

精度は別として、稼働は良好で油漏れもないことを確認。

 

左の曲げが甘いとの事で平行度を測定。

上昇時の基準測定位置で左基準0に対して右0.73と大きく平行度がずれている状況を確認。

 

これでは適正に曲がらないので、お客様に数値をご確認いただき不具合状況をご説明。

 

 


 

 

 

 

 

機械後部も確認。

 

油漏れもなくきれいな状況。

 

 

 


 

 

整備機として販売されいたそうで、支え板の張りゴマ部分には、アイマークが打たれており、パッキン交換か何かの整備を実施されたような形跡は確認できました。

 

平行度は左右どちらかにワーク(材料)が寄った状態で加圧されても起こる現象ですが、使用のたびに甘くなるには何らかの不具合が考えられるため各部を確認。

 

支え板の張りゴマは各部適正に締まり込んでいる様子。

 

ただし、シリンダー吊りボルトは調整が甘かったのか、平行度に傾斜が出来たためか緩みが発生していることを確認。


 

 

機械後部に回り、メインシリンダーとポストの張りゴマにもアイマークが印されていることを確認。

 

この部位を確認すると全張りゴマが緩々の状態であることが判明。

 

この状態では下部テーブルが適正な状態を保つことが出来ません。

 

すべての張りゴマが緩んでいることから、おそらく何らかの調整をしようと緩めたものの締め忘れたものと推測されます。

 

この部位をお客様にご確認いただき、メインシリンダーやポストを含む下部テーブルの適正な精度復帰が必要であることをご説明。

 


 

 

 

 

ポスト上部のパッドも損壊しているためご確認いただき、修理提案のご要望を頂戴しました。

 

各部測定結果数値を控え、不具合個所の画像を撮影し、社に持ち帰りアマダ社に部品見積もりを取ったうえで後日修理ご提案させていただく事になりました。

 


おかしいなと感じたら早めの修理を。

最近では様々な部品の入手に時間が掛かり、機械が停止して修理まで半年~1年以上かかるケースも増加中です。

年々部品価格も上昇傾向にあり早めの修理をお勧めします。

 

弊社ではこのように生産終了機や整備終了機でも出来る限り修理対応に努めています。

 

アマダ社既納入機に関しては、直接対応はできませんが、弊社が平素お世話になる修理部門へのナビゲートは可能ですので、ご相談ください。

 

㈱大阪プレスサービスでは、アマダ製板金機械の整備機販売、修理、オーバーホール、機械買取などを行っています。

まずはご相談ください。