RGで『下限装置の効きが悪くなり下部テーブルが下がってしまう』とのご相談を頂戴しました。
アマダ社より下限装置ASSYを購入して修理に伺いました。


多くの場合は「摩擦板」、「座」など消耗品の交換もしくは「ブロック」や「接合管」部の修正で修理出来る箇所ですが、念のため下限装置ASSYを持込。
解体してみるとスプリング、サラバネ、摩擦板、座、ブロック、接合管には大きな損耗は無く一見すると正常に稼働しそうに見えますが、今回はケーシングの摩耗による機能不全でした。
下限装置ASSYを交換。
下限装置ASSYを交換するには支え板を取り外す必要があります。
支え板には精度調整時の固定用張りコマが入っているため、一度取り外すと精度調整が必要になります。
各部精度調整・加圧・精度確認を実施し作業完了。
下限装置の効きが悪いRGでは金型交換時に落下の危険が伴います。
不具合が見つかったら早めの修理を。

㈱大阪プレスサービスでは、アマダ製板金機械の整備機販売、オーバーホール、中古機械の買取・販売、修理、整備などを行っています。
まずはご相談ください。