前後サポートのシリンダー消耗品交換完了。
クランプシリンダー消耗品交換完了。
前後サポートのスライド面修正完了。
すべてを組付けて給油を行い稼働確認準備をします。
給油配管が数か所破損しているため、ユーザー様に報告の上、補修を開始。ちょうどアマダ製シャーリングで同じ配管を使用しているためオーバーホールするシャーリングの中古部品を使用して補修。
給油ホース1か所もシャーリングと同じ部品を使用しているため、こちらは新品のホースとフローユニットを用いて補修。


受け入れ動作確認時に破損していたフットSWのコネクターも入荷したので、交換。
作動油タンクのフタが破損していたので接着剤で補修。
オイルレベルゲージに塗料が付着しておりレベルが確認できないため塗料を剥離してオイル量を確認できるように。
作動油はアマダ純正オイルで新品交換。
これで稼働確認ができます。


数十分稼働させて油漏れを確認。
前後サポートのシリンダーは良好に稼働。
油漏れもなし。
修正したスライドも良好に稼働。
クランプシリンダーはテーブル下部に配置のため、紙を敷いて数十分の稼働で油漏れなしを確認。
クランプ稼働も良好。
補修した配管類も確認。
作動油タンクやモーター等も稼働確認。良好。


今回の修理対象個所ではありませんが、一度解体しているので、上下サポートの稼働具合も確認。
良好に稼働。
おかしいなと感じたら早めの修理を。
最近では様々な部品の入手に時間が掛かり、機械が停止して修理まで半年~1年以上かかるケースも増加中です。
年々部品価格も上昇傾向にあり早めの修理をお勧めします。
弊社ではこのように生産終了機や整備終了機でも出来る限り修理対応に努めています。
アマダ社既納入機に関しては、直接対応はできませんが、弊社が平素お世話になる修理部門へのナビゲートは可能ですので、ご相談ください。
㈱大阪プレスサービスでは、アマダ製板金機械の整備機販売、修理、オーバーホール、機械買取などを行っています。
まずはご相談ください。