今夏、アマダ様より整備依頼いただいたPEGA-367で
R側キャレッジベースのボルト穴(メネジ)が
摩滅している機体が搬入されました。
移設時などにボルト穴に異物が混入し、ユーザー様工場から
引き上げ解体時にメネジがつぶれてしまったものと思われます。
ボルトは異物ごと抜き取るしかなかった様子でボロボロです。
キャレッジをしっかりと固定するボルトが挿入される個所だけに
リコイルしてもテンションが掛からずこのままでは使用不可です。
現行生産機ではないので、すでにキャレッジベースの在庫も
無く修理方法を検討。
苦肉の策としてキャレッジ側のボルトホールはM18が通ることが
判明したので、R側のみM18仕様に改造も検討策に。
色々な修理方法を検討しましたが。。。
最終的には、アマダリバース様より『アマダ再生中古機として
整備するので新造』しましょうと指示をいただきました。
急ぎサポートブラケット(R)を新造して整備を完了いたしました。
このように不具合個所が多い機体も増えてきています。
出来る限り不具合を見逃さないよう丁寧に修理していきたいと
考えて日々整備に取り組んでおります。
この機体も無事完成し、新たな
ユーザー様のもとへ。
再生機のご用命がありましたら、
ぜひご相談ください。
㈱大阪プレスサービスでは、アマダ製板金機械の中古機械 買取、販売、修理、整備などを行っています。
まずはご相談ください。