![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=509x10000:format=jpg/path/s6d46a5807196b8c2/image/i3f18585d6e220c3f/version/1496218043/image.jpg)
Mタイプのシャーリングで、
『大歯車が暴れる』という事で
解体していくと。。。
ドライブシャフトと軸受けが異様なことに。。。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=509x10000:format=jpg/path/s6d46a5807196b8c2/image/i1a11e92fda08ee1c/version/1496218606/image.jpg)
駆動軸軸受けの内側です。
軸受けブッシュを破って、駆動軸軸受け本体も摩耗しています。
よくぞここまで使い切ったと言うべきか。。。
完全に乾燥状態なので、潤滑油が届いていなったことが原因です。
潤滑油のナイロンパイプが破損していました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=509x10000:format=jpg/path/s6d46a5807196b8c2/image/i76129484450f18a4/version/1496220388/image.jpg)
摩耗限界を突破してここまで使用すると当然ドライブシャフトも
このように。。。
ブッシュが有る間はそれほど摩耗しないのですが、軸受け本体と
干渉するとやはりこのように段差が発生します。
新品交換するか修正するしか有りません。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=509x10000:format=jpg/path/s6d46a5807196b8c2/image/id145a7bcdbc907da/version/1496220774/image.jpg)
ドライブシャフトを新調するには費用も時間も掛かるため、
ドライブシャフトは修正して、軸受けを新調。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=509x10000:format=jpg/path/s6d46a5807196b8c2/image/iad97d89cf1235d18/version/1496220997/image.jpg)
正常に稼働していなかったため、他にも破損個所が。。。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=509x10000:format=jpg/path/s6d46a5807196b8c2/image/i43dc80987bdaf785/version/1496221086/image.jpg)
各部を修正して、稼働確認、精度確認ののち、お客様のもとへ
戻りました。
【修理個所】
1. ドライブシャフト修正
2. 軸受け新調
3. ピニオンジク関係交換(ベアリング交換含む)
4. 大歯車修正
5. 潤滑関係修理、交換
6. 各部破損部位修理、交換
7. 板押さえパッド交換
8. ブレード反転 など修理に合わせて整備作業も実施。
このような状況になる前に、おかしいなと思ったら早めの整備をお勧めします。
㈱大阪プレスサービスでは、アマダ製板金機械の中古機械 買取、販売、修理、整備などを行っています。
まずはご相談ください。