04PC機のCOMA、PEGA共に、部品の入手が困難になりつつあります。
まだまだ50Tonのパンチングが必要なユーザー様は早めの整備をお勧めします。
機械搬入→実機確認→受入検査
部品、付属品の有無、破損欠品の有無などを外観確認
重大な破損や摩耗が無ければ動作確認
動作確認を終えると損耗度合を検査・測定
機種、型式、タイプに合わせて、部位ごとに標準交換部品を交換
組立や精度調整はアマダ新品機組立基準調整要領に基づき実施
『タレット内径摩耗』や『タレットベアリング損耗』により
製品精度不良が発生し、ホーバーホールする主要原因となる個所
このユニットだけでも下記部品類が交換となります。
上部タレット、タレットベアリング、タレットベアリングシャフト
ニロスリング、キクナット、キクワッシャー、ショットピン、
Oリング、シートパッキン、ワンタッチ継手、エアホース、近接SW
銅配管、銅配管継手、ガイドキー、ショルダースクリュー
ショルダースプリング他
本体フレームに、それぞれ単体での組立調整を終えた上下の
タレットベースアッセンブリを組み付け
EMなど最近の機種では、上下タレットベースASSYの取外しや
取り付けが容易になっています。
現地修理とは違い、工場内作業ではキャリッジを上向きにして、
部品交換、精度調整、精度検査を実施
これが本来の正規組付け手順です。
X軸LMガイド、ボールネジ、ベアリング、オイルシール
ダンパー、プーリー、ベルトなどを交換
クランプポジショナータイプも各部部品交換
ドライブシャフト、クラッチブレーキアッセンブリ、軸受け
オイルシール、Oリング、ベアリング等を交換
高圧ホースやソレノイドバルブなど油圧関係も交換
EMなど最近の機種はサーボドライブが主流です。
交換部品や手順が異なります。
仕向け地に合わせて防錆・梱包