FBD3-LD機を整備の際、受入動作確認時にメインシリンダーより
油のにじみを確認。
RGやFBD2型までとは構造が違い、ピストンの状況確認がしやすい
ため容易にピストンの縦傷を確認することが出来ました。
構造だけでなくストロークも長いのでカバーなどを外せば、容易に
状況確認が行えます。
ただしFBD3型機では初のピストンの
要修正機になり、ついにLD機までも
修正対象時期かといった感です。
FSやNT機もしっかり確認しなければ。
ピストン修正は綺麗に仕上がりました。
機械構造の違いですがRGと比較するとかなり長いです。
ピストン修正までは良かったのですが、FBD3型機も日々進化して
いるためスクレーパ、パッキン類などにも変遷があり、適合品を
調達するのが一苦労です。
正しい部品への交換が必要です。
消耗品部品でドタバタしましたが、無事組み上がりました。
全圧、稼働確認、すべて良好。
シリンダーピストンの縦傷が入っている機体は統計的に
解体してみると作動油がかなり劣化していたり、ゴミが
混じっていたりしています。
油圧回路やシリンダー保護のためにもメーカー推奨期間での
定期的な作動油交換をお勧めします。
おかしいなと感じたら早めの修理を。
㈱大阪プレスサービスでは、アマダ製板金機械の中古機械 買取、販売、修理、整備などを行っています。
まずはご相談ください。